(シリーズ)現代の天文学(3, 天の川銀河)
今日は、私たちが住んでいる天の川銀河(銀河系)のお話をしましょう。
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でお伝えした通り、天の川銀河(Milky Way)と呼ばれる銀河系は、私たちの住んでいる太陽系が所属している銀河で、約2000億個の星が集まってできています。
天の川銀河は「棒渦巻銀河」と呼ばれる銀河で、全体としては「渦状腕」と呼ばれる渦巻き構造をしていて、中心部に「棒」の構造を持った銀河だと考えられています。
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その中で、我々の太陽系は、中心からそこそこ離れた位置にあります。
銀河系の直径は一声10万光年とされていますが、太陽系は銀河系の中心から約2万5000光年離れた位置(案外僻地)に存在しています。
一般的に銀河では、新しい星が作られていて、1年間にだいたい太陽くらいの星が1個作られています。
基本的に星が作られている場所は、渦状腕と呼ばれる渦巻き部分で、上図では青くなっているところです。
一方、棒構造の部分(バルジとも言う(厳密には異なるが))では、新しい星はあまり作られておらず、古い星が支配的となっている領域となっています。
そして、銀河系の中心には、超大質量ブラックホール(Super Massive Black Hole; SMBH)が存在すると考えられており、その質量は太陽の400万倍あるとされている。
このSMBHは銀河系以外の多くの銀河にも存在すると考えられているが、その実態はわかっていないことも多い。
銀河系は渦巻き構造をしているが、円盤構造である。上から見ると円形だが、横から見たら薄い円盤構造をしていて、夏に見える「天の川」は、この円盤部を銀河中心に向かって見ていることになります。
なんか、夜遅くてあまりまとまってないですが、今回はここで終わります(笑)
おやすみなさい。& See you again!