天文学

c言語で2次元配列を一気に読み込みさせる方法

お久しぶりです。かずです。 研究の進捗はほとんどないですが、最近、効率化できたprogramがあるので記載。 天文学でカタログをいじるなどのデータサイエンスをしていると、二次元の配列をよく使います。 しかし、その全ての情報を読み込ませようとすると、(…

c言語でcfitsioを用い、fitsファイルのヘッダーの読み込み

c言語でcfitsioを用い、fitsファイルのヘッダーを読み込ませるプログラムについて紹介します。 fitsファイルの読み込みは以前記載したので、そちらを参考にしていただき、ここまではできているものとして話を進めさせていただきますね〜〜 narimonogashira.h…

星種族合成モデルBC2003において、様々な星形成史をもつ銀河モデルを作成する

星種族合成モデルBC2003において、様々な星形成史をもつ銀河モデルを作成する 前回はSSPモデルに対するスペクトルを出力しましたが、実際の銀河では、Constant SFなどをはじめとする様々な星形成史をもっていることが考えられており、BC03でもそれらの星形成…

星種族合成モデルBC2003(GALAXEV)のインストールと使い方

星種族合成モデルBC2003のインストールと使い方 Bruzual & Chalot の星種族合成モデルであるBC2003(GALAXEV)は、天文学で最も用いられているモデルです。 ある星形成史を仮定して星スペクトルから銀河のスペクトルを計算します。 ですが、謎にインストールの…

c言語でcfitsioを用い、fitsファイルの読み込み

c言語でcfitsioを用い、fitsファイルを読み込ませるプログラムについて紹介します。 まぁとりあえず結論から。 ヘッダーファイルは #include <fitsio.h> ですね。 int main(int argc, char *argv[]) { int i,j,k,l; fitsfile *fptr; char card[FLEN_CARD]; int status=</fitsio.h>…

準備の大切さ

こんにちは。かずです。 ただいま、私は「修士論文」というものを書いています。 大学院には「修士課程」と「博士課程」というものがあり、それぞれ卒業を認めてもらうためには、論文を書かねばなりません。 それまでのその分野の歴史をイントロダクションと…

c言語でのtxtファイルの読み込み、コマンドライン引数

c言語でのtxtファイルの読み込み 数値計算や解析をするときに、計算速度の速いc言語を使いたいわけですが、まずc言語の配列にデータを読み込ませる必要があります。 今回はその部分を紹介します。 #include <stdio.h> int main(int argc, char *argv) { char buf[100]</stdio.h>…

cfitsioのインストール(For mac user)

天文学でよく用いられるfitsファイルをc言語で扱うためのライブラリであるcfitsioのインストール方法をまとめます。 (1)cfitsio自体はNASAのホームページにあるため、そこからダウンロードします。 https://heasarc.gsfc.nasa.gov/docs/software/fitsio/fits…

統計ツール「R」の導入とヒストグラムの書き方

ヒストグラムを作るとき、irafのphistogramとかを使って、ヒストグラムのデータを作り、gnuplotのBoxを使って作るという、まどろっこしいやり方をやっていました。 でも、さらっと時短でヒストグラムを作りたい。 そこで、ヒストグラムを書くパッケージがあ…

irafのスクリプトの実行

天文解析ソフトの「iraf」ですが、たくさんの天体を扱いたい時などスクリプトすることが多いです。そのスクリプトの実行の仕方の書いておきます。 スクリプトの中身は今回はあまり触れませんが、まぁimstatくらいにするとします。 「jikkou.cl」というファイ…

gnuplotをc言語上で扱う(パイプ繋げる)

gnuplotはよく使われるプロットツールな訳ですが、使うにはターミナル上でいちいち「gnuplot」を立ち上げ、設定を行いようやく図を作り上げる訳です。 まー時間のかかることかかること。 そこで、c言語にgnuplotのプロットのスクリプトをプログラムして、プ…